これで人間力を向上できたよ

これで仕事上の人間力を向上できたよ【3つを実践!】

もともと私は会社の人と会話するのが苦手で、仕事で円滑なコミュニケーションを
とれずにモヤモヤしながら仕事していました。
具体的にどうしたらいいかわからない日々を過ごしていましたが、
ある方法を実践することで、自分の周りの人間関係が改善されて、
自分からコミュニケーションをとることができるようになりました!
その具体的に実践した3つの方法を紹介します。

なぜコミュニケーションが苦手なのか?

仕事上のコミュニケーションが苦手という人は

「嫌われたくない」
「迷惑をかけたくない」
「何こいつ?って思われたくない」

こういう意識が強いから自分から質問したり必要以上の事を話さないことが多いです。
私も例外なくそういう人間でした。

だけど、話す事は嫌いじゃないので質問されたり
頼み事をされると、結構喋れてしまう事もよくありました。

「相手が話しかけてきた」
「相談を受けた」
「頼みごとをされた」

これらのアクションを向こうから起こされると大義名分が発生し、
「じゃあこちらも」という風になって、喋ることができていました。

結局コミュニケーションをとるのが苦手なのではなく、
最初のキッカケを自分から作るのが苦手なだけである。

キッカケが大きければ大きいほど、躊躇してしまう。
踏み出す勇気がそれほど必要になってくるからだと感じていました。

だから、この踏み出す1歩目が小さければ小さいほど
こちらかもアクションを起こしやすいとはわかっていましたが、
何をどうしようか悩んでいました。

そこで私は社内にいてる、誰とでもざっくばらんに話をしている「Mさん」に目を付けて
「Mさん」の行動を観察してみる事にしました。

コミュニケーションが得意な人の傾向

コミュニケーション検定Aクラス「Mさん」は私とは真逆の行動をとっていました。

先ほど私が懸念していた

「嫌われたくない」
「迷惑をかけたくない」
「何こいつ?って思われたくない」

っていう行動をガンガンしていくタイプの人でした。

  • 社内の後輩、上司関係なくいじってみたり
  • めんどくさい事や大変そうな事は人に押し付けたり
  • 毎日しょうもない事を言って笑っていたり

これは正直、自分には実践できないなーと思って参考にするのをやめようと
思ったのですが、よくよく観察してみると

まわりの人も「Mさん」に対して同じ様なことをしている事に気付きました。

  • 「Mさん」はよく周りにもイジられている
  • 前にこれやったから「Mさん」もこれ代わりにやってと押し付けられる
  • しょうもない事を言うと誰かがツッコんでくれる

そこで「ハッ」としました。
自分の行動は鏡のように自分に返ってきているのです。

行動は鏡

つまり

よく相談する人は、よく相談を受ける
よく頼み事をする人は、よく頼み事をされる
よく話しかける人は、よく話しかけられる
よく笑う人は、よく笑われる

自分が行ったことが、そのまま周りの人たちも自然に返してくれるのです。
当たり前の事かもしれませんが、目の当たりにすると結構衝撃でした。

ただ、この「Mさん」のアクションをそのまま真似することは、当時の私では到底無理でしたので、
ハードルを下げて実行することを決めました。

「Mさん」の行動の中で、私のような豆腐メンタルでも実践できそうな内容を3つピックアップして
毎日必ず実践するようにしました。

・名前を呼び、笑顔で挨拶する
・何か頼み事をする、そして同時に「~しましょうか?」と頼まれ事を促す
・人を褒める、第三者としてが効果大

なぜこの三つに絞ったかというと、一応自分の中でも意図がありましたので
それを具体的に説明していきます。

「名前を呼び、笑顔で挨拶する」

ただ「おはようございます。」というだけでもいいんですが、そこに名前を呼ぶというアクションを加えることでより「自分に対して挨拶してくれている。」という印象を強める為に、名前を呼び
さらに印象付けるように「笑顔」でを付け加えました。

「あっ、〇〇さん、おはようございます!」という感じですね。

これって印象もそうなんですけど、

名前を呼んでくれる⇒相手の名前も覚えないと失礼

という心理が働き、自分の名前を憶えてもらうキッカケにもなります。
これだけで、「影の薄い人」から「丁寧に笑顔で挨拶してくれる人」に昇格しました。

「何か頼み事をする、そして同時に「~しましょうか?」と頼まれ事を促す」

自分の担当外だったりする仕事を頼んだり
手が一杯だった時に仕事を誰かに振る必要って結構あったりしますよね?

その時にいつも頼んでいない人や、話したことがあまりない場合、頼みづらいと思います。
だから、本当に切羽詰まった時に頼めるように「種」を巻いておきます。

ただ、こちらから頼むのは「ごく少量」の仕事で、頼まれ事はそれよりも「多い作業量」にしました。
これを日常的に繰り返すことで、自分も頼むことに慣れることができますし、
相手側もこちらがいつも何か頼むので、頼んでくれやすくなります。
何より相手側も「いつもしてくれてるからこれぐらいは」という気持ちでやってくれるようになります。

「人を褒める、第三者としてが効果大」

これって当たり前な事なんですが、結構みんなやってなかったりします。

人をいじったりするよりも色々考えなくていいし、圧倒的に労力も少ないです。
褒める内容によって大小ありますが、何より喜んでくれます。

容姿を褒める必要は無くて、「仕事が早い」とか「丁寧」とか「家族思い」とかでも何でもいいです。
とにかく褒めてマイナスなんて事は無いので、褒める癖をつけましょう。

そして僕が何より「褒め」で効果を感じたのが、第三者として「褒める」というアクションです。

例えば「〇〇さんってプレゼンとか提案力相当凄いですよね?やっぱり△△さんの言う通りめっちゃ引き込まれました!」

って感じで「誰かがこう言っていた」と間接的に褒めるやり方です。

これの何が良いかというと、「自分」「言っていた人」の印象が同時に上がることです。
そして「別の人も言っていた」という方が説得力が増すので、言われた人も余計嬉しく感じます。

行動の結果

この3つのポイントをできるだけ毎日実践した結果、思ったよりも効果がでました。

3か月目くらいでまず、違う部署の人からも話しかけられるようになりました。
あと仕事が物凄くやりやすくなりました。

人間関係もそうなんですけど、誰かに頼みたい時に、
頼む前に「それやっとこうか?」といってくれるようになったり、
こちらがお願いしたら「どうしようかな~、まあいいけどw」という冗談を交えてやってれたりしました。

6か月くらい経ったころには、自分だけじゃなく、部署の全体のモチベーションもかなり変わりました。
一体感が前よりも強くなった気がしまします。

でも、これってたぶん前も同じくらいあったかもしれませんが、自分が行動したことにより

目の前の仕事をただこなしている。

という日々から

仕事を部署全体で回す

という意識が私の中に生まれたことで、
より仕事に対する思いが変わったからそう感じているんだと思います。

いきなり変わる事は難しい

これまでの3つのポイントを実践して、大きな変化を感じることができましたが、
次の日から目に見えて変わる。という事はすごく難しいことだと思います。

毎日少しづつ、変化を積み重ねていく事で花が開きます。

何事もそうですが、「積み重ねを継続できない人」は総じて成功できない。と思っています。
ここではコミュニケーションを改善する事を目的にして積み重ねを続けました。

そして、挨拶だけでなく、「簡単な天気の話をする」など少しづつ行動をプラスしていき
どんどんと成長する幅を大きくしていく事が大切です。

私自身この3つの事を実勢し、変化を得ることが出来たので
同じ事を試してみることをすごくおススメしたいです。

難しいと思った場合は、最初は1つでいいので、徐々に増やしていくでもいいと思います。

重要な事は「継続する」ことです。

いきなり環境を激変させる事は難しいですが、継続することで気付くと少しずつ変わっていく。
これを実行できる人が今後の人生を豊かにできるのでしょう。

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