自己紹介ページを作ろう

自己紹介ページを作ろう①【HTML+CSS】

CSS 自己紹介ページを作ろう

前回まではホームページの基本的な作り方と、公開の手順を解説してきましたが、この記事では少し段階を上げて「自己紹介ページ作成」について順番に解説していきます。
前回作ったデータは「見出し」と「文章」だけという簡単なページでしたが、今回はそこに「プロフィール画像」を追加していきます。

出来上がる自己紹介のページはこんな感じです。

とその前に

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HTMLを書く

前回までのおさらいも含めて、一から「HTMLコード」を書いていきましょう。
そんなに多くないので、コピペはせずに手入力でやってみましょう。

まずは新しく「profile.html」というファイルを作り、編集画面を開けてください。

まずは大枠となる部分から作るので以下の要素を書いてください。

・DOCTYPE宣言 ⇒ <!DOCTYPE html>
・言語指定 ⇒ <html lang=”ja”></html>
・headタグ ⇒ <head></head>
・bodyタグ ⇒ <body></body>

実際にコードとして記述するとこうなりますね。

<!DOCTYPE html&gt;
<html lang="ja"&gt;
<head&gt;</head&gt;
<body&gt;</body&gt;
</html&gt;

では上のタグから順に埋めていきます。

headタグ

最初は<head>タグですね。

文字コード」「タイトル」「説明」のタグを追加していきます。

<head&gt;
<meta charset="utf-8"&gt;
<title&gt;どろがめの自己紹介ページ</title&gt;
<meta name="description" content="どろがめの自己紹介ページです。"&gt;
</head&gt;

次に<body>タグの内容を埋めます。

ページの見出し」「プロフィール画像」「各項目の見出し」「内容」を追加していきます。

bodyタグ

最終的な<body>タグの中身は下記になります。

<body&gt;
    <h1&gt;どろがめの自己紹介ページ</h1&gt;
    <img src="img/face.png" alt="どろがめのプロフィール画像"&gt;
    <h2&gt;プロフィール</h2&gt;
    <p&gt;
        出身:東京都<br&gt;
        趣味:ゲーム実況<br&gt;
        職業:WEBプログラマー<br&gt;
    </p&gt;
    <h2&gt;ひとこと</h2&gt;
    <p&gt;
        これから自己紹介ページの作り方を解説していきます。<br&gt;
        基本的な「HTML」と「CSS」を使ったページになります。<br&gt;
        初心者でも分かりやすいように、なるべく噛み砕いて<br&gt;
        説明しますので、最後までお付き合いください。
    </p&gt;
</body&gt;

では順番に解説していきます。

ページの見出し

ページの見出しは前回も解説しましたが、「<h1></h1>」で囲んだ箇所になります。

<h1&gt;どろがめの自己紹介ページ</h1&gt;

プロフィール画像

画像のタグは<img>タグになります。
<img>タグは囲むのではなく、imgタグ内に色々追加で書いていきます。

src=”画像パス”←表示させる画像のパス
alt=”代替テキスト”←この画像は○○ですよ。という画像の説明

 <img src="img/face.png" alt="どろがめのプロフィール画像"&gt;

src=”img/face.png” というコードについて解説します。

「profile.html」にコードが書かれているので、「profile.html」と同じフォルダ内を基準に読み込みが行われます。

この場合、画像パスは「profile.html」と同じ階層の「img」フォルダ内にある「face.png」という画像を表示させる。
ということになります。

alt=”どろがめのプロフィール画像”について解説します。

「alt」というのは「代替テキスト」の意味を持ちます。
「代替テキスト」というのは、画像パスの指定が間違っていたり、何らかの理由で画像の読み込みが失敗した場合に、代わりに表示させるテキストのことです。

ここには画像の説明を書きましょう。

各項目の見出し

各項目の見出しというのは下記のように<h2></h2>タグで囲んだ箇所になります。

<h2&gt;プロフィール</h2&gt;

見出しというタグで<h1>と使い方は同じですが、どう使い分ければいいのでしょうか。

これは適応される範囲と優先順位で考えてください。

例えばこの自己紹介ページで考えると、わかりやすいです。

<h1>はページ全体の見出し
<h2>は各項目の見出し

つまり、こページは自己紹介のページなのでそのまま

<h1&gt;どろがめの自己紹介ページ</h1&gt;

としています。

これからプロフィールを書きますよー。という見出しなので

<h2&gt;プロフィール</h2&gt;

としています。

そして仮にプロフィールの中でより細かな見出しが必要な場合は、<h3>という流れで見出しを<h2>~<h6>までを階層に分けて使います。

基本的には<h1>はページに対する見出しなので、1ページにつき1つのみ使うようにしてください。
理由は今は細かくは解説しませんが、1つのページに対して何個も見出しがあるとややこしいですよね?
作ったホームページはGoogleが評価しているのですが、その評価を下げる要因になります。

とにかく難しく考えず、単純に<h1>は1つのページに対して1つと覚えておいてください。

プロフィールの内容

次は内容です。プロフィールに関するまとまった文章を書くので以下のように<p></p>タグで囲みます。

<p&gt;
  出身:東京都<br&gt;
  趣味:ゲーム実況<br&gt;
  職業:WEBプログラマー
</p&gt;

このあたりも前回説明したとおり、<p>タグはまとまった文章を書くときに使います。

HTMLファイル内で「Enter」を押して改行しても、ホームページ上の表示では改行されません。

ブラウザで見たときに改行する場合は、改行する箇所に<br>を書く必要があります。

ひとことの部分

あとは同じ要領でひとことの箇所を記載していきます。

<h2&gt;ひとこと</h2&gt;
<p&gt;
  これから自己紹介ページの作り方を解説していきます。<br&gt;
  基本的な「HTML」と「CSS」を使ったページになります。<br&gt;
  初心者でも分かりやすいように、なるべく噛み砕いて<br&gt;
  説明しますので、最後までお付き合いください。
</p&gt;

プロフィールと同じく、<h2>タグ<p>タグで構成していきます。
上記でいうと、「ひとこと」という見出しで、「まとまった文章」をこれから作る自己紹介ページの簡易な解説を載せています。

すべてをまとめる

上記のタグを全てまとめます。

HTMLタグの中に<head>タグ<body>タグを書くと下記のようになります。

<!DOCTYPE html&gt;
<html lang="ja"&gt;
<head&gt;
    <meta charset="utf-8"&gt;
    <title&gt;どろがめの自己紹介ページ</title&gt;
    <meta name="description" content="どろがめの自己紹介ページです。"&gt;
</head&gt;

<body&gt;

    <h1&gt;どろがめ</h1&gt;
    <img src="./img/face.png" alt="どろがめのプロフィール画像"&gt;
    <h2&gt;プロフィール</h2&gt;
    <p&gt;
        出身:東京都<br&gt;
        趣味:ゲーム実況<br&gt;
        職業:WEBプログラマー<br&gt;
    </p&gt;
    <h2&gt;ひとこと</h2&gt;
    <p&gt;
        これから自己紹介ページの作り方を解説していきます。<br&gt;
        基本的な「HTML」と「CSS」を使ったページになります。<br&gt;
        初心者でも分かりやすいように、なるべく噛み砕いて<br&gt;
        説明しますので、最後までお付き合いください。
    </p&gt;
</body&gt;
</html&gt;

表示の確認

ではひとまずHTMLのコードは完成しましたので、何でもいいですが「profile.html」というファイル名で保存してみてください。

保存できたらダブルクリックか、ブラウザを起動してから「ドラッグ&ドロップ」してください。

すると下記のような表示が出来ていることを確認してください。

CSSでデザインを調整する

「画像」「見出し」「文章」が表示されましたでしょうか?

ただ、ホームページの一番初めにお見せした完成後のイメージと比べると、画像の形や<h1><h2>見出しのデザインが違いますよね?

細かいデザインを変えたい場合は、「CSS」というのを使って「見出し」や「画像」など様々な要素を装飾していきます。

CSSって何?

まずは「CSS」について解説していきます。

覚える必要は全くないですが、まず名前の由来からいくと

Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)」

の頭文字をとって「CSS」と名付けられました。

「HTML」が構造を記述したファイルに対して、「CSS」はレイアウトやデザインを指定するファイルになります。

コードを書いてみよう

今回この自己紹介のページに対してデザインを調整していきますが、下記にまずは「CSS」のコードを記述していますので、見てみてください。

img{
  border-radius: 50%;
}
h1{
  color:white;
  background:#0093D0;
  text-align:center;
}
h2{
  border-left: solid 5px #0093D0;
  padding-left:10px;
}

まずは「profile.html」ファイルと同じ階層に「css」フォルダを作ってください。

上記のコードをコピーもしくは記述して、「css」内に「style.css」というファイルで保存してください。

これで「CSS」ファイルは完成です。

それぞれのコードの意味はあとで解説しますので、まずは書いてみましょう。
短いので手書きで記述してみてもいいかと思います。

デザインを反映してみよう

上記のように「CSS」ファイルを作っただけでは実際のデザインに反映されません。
ではどのようにして表示に反映させるかを解説していきます。

基本的に「ブラウザ」はHTMLファイルの内容を表示しています。

なので「HTML」ファイル側で「このCSS」読み込みます!
というのを指定してあげる必要があります。

先ほどの「HTML」ファイルの<head>タグ内に以下の記述を追加してください。

<!– 以下のCSSファイルを読み込みます。 –>
<link href=”css/style.css” rel=”stylesheet”>

実際のコードは以下のようになります。

<head&gt;
    <meta charset="utf-8"&gt;
    <title&gt;どろがめの自己紹介ページ</title&gt;
    <meta name="description" content="どろがめの自己紹介ページです。"&gt;
    <!-- 以下のCSSファイルを読み込みます。 --&gt;
    <link href="css/style.css" rel="stylesheet"&gt;
</head&gt;

それぞれを解説していきますと

<!-- 以下のCSSファイルを読み込みます。 --&gt;

これはコメント行といって、「HTML」のコードに関する説明を記述しています。
ブラウザで確認したときには表示はされません。

使い方は「<!–」から始まり「–>」のタグで閉じます。
その範囲内がコメントになります。

HTMLは基本的に英語で記述するので、コードの量が多くなったり、どのタグがどこまでの範囲で囲まれているかなどが、パッと見てわからなくなってしまいがちです。

コメントに関しては必須ではないですが、入れるクセを付けた方が今後の為になります。

久しぶりにコードを編集したり、他の人が触る場合などは、コメントを入れてあげたほうがわかりやすくなるので、コードが多くなってきたり、ややこしい箇所にはコメントを入れるようにしましょう。

今回は短いので入れる必要はありませんが、使い方だけ説明しました。

次は実際に「CSS」を読み込むコードです。

<link href="css/style.css" rel="stylesheet"&gt;

これに関して覚えるところは、href=”css/style.css”という箇所のみでOKです。

この””内で囲った部分が「読み込む対象のファイル」なります。
「css」フォルダ内の「style.css」ファイルをスタイルシートとして読み込んでください。という意味です。

他の「link 」「rel=”stylesheet”」という箇所は、こういう風に書くんだという認識だけ持っておいてください。

表示確認してみよう

「HTML」と「CSS」ファイルを保存したら、再度「profile.html」ファイルをブラウザで表示確認してみましょう。

ではここまで、「HTML」+「CSS」の仕組みを解説しました。

「HTML」はホームページの構造
「CSS」はデザイン

という構図は理解できましたでしょうか?

次の記事では「CSS」内に書かれているコードの意味をそれぞれ解説していきます。

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