私のような素人に毛が生えた奴でも、WEB制作を10万円で受注できた経緯を紹介したいと思います。
特別な事はしていませんが、いくつかのポイントを押さえれば、ある程度のスキルでも価値のあるサービスとして購入してもらう事ができます。
動き始めから受注できるまでを段階を追って解説していきます。
※既に何十万~何百万の案件を手掛ける人には参考にならないかもです。
まずは私の基本的なスペックを書いておきます。
使用言語
- HTML
- CSS
- Javascript
- PHP(Wordpress)
経歴
2年制の専門学校にてWebプログラミングを学ぶ。
卒業後にWebシステム会社に新卒でWebプログラマーとして入社するも、1年で挫折して退社
その後は趣味で細々とたまにポータルサイト作って遊んでいた位です。
Webデザインに関しては雑魚いです。
SEOに関しては相当素人で、内部対策=HTMLを正しく書いてれば自然と順位が上がると思っていました。笑
最初に行ったこと。
とにかく実績を作りたかったので、「ランサーズ」と「クラウドワークス」に登録して案件の提案しまくりました。
一番初めに受注した案件が「クラウドワークス」で「HTML,CSSコーディングのみの3ページ作成」という内容で単価は8000円でした。
ただ納期は3日で、その時はワードプレスの知識もあんまりなかったので、勉強しながら徹夜して何とか完成させました。
その後も同じような案件を3件ほど受注して、最後はお問合せページのメール送信機能などもPHPで組み込んだりしてました。
ただ単価は3ページで約15,000円という、これまた超格安の案件でした。
※この時は自分のスキルを収益化できたので、それでも嬉しかったです。
難しいけど無理ではない仕事をやろう
この時はとにかく時間と体力を消耗しましたが、結構スキルアップできたと思います。
スキルが既にあるなら、効率よくできる仕事を受注していけばいいと思いますが、
「お金」「実績」「スキル」この3つを同時に増やしたいなら、
「ちょっと難しいけど無理ではない」
「わからないけど、調べながらだとできそう」
という案件を繰り返しすることで、思った以上に成長できるのでおススメです。
実績がまだ無い人
実績がまだゼロの人は、修行だと思って一度「クラウドワークス」で案件を探して見るといいかと思います。
思わぬ良案件に出会える可能性もありますので。
以下に「クラウドワークス」のリンクを貼っておきます。
WEB制作を10万円できた経緯
最初は15,000円とかで受注してましたが、単価を上げていき最終は100,000円で受注することができました。
これ以上の単価になると、もう少しクオリティや付加価値を付けないと厳しいかと思い
プロ未満でしかも本業をしながらだと自分としては100,000円位が上限値かなと感じました。
3件とも「クラウドワークス」からの受注で「ランサーズ」はお問合せが来るのみでした。
ここからはWeb制作に関しては「ココナラ」に移行し、
「クラウドワークス」ではWEBライティングの仕事などをちまちまやっています。
というのも「クラウドワークス」は仕事を依頼するのが企業が多く、「ちょっと急ぎで」とか「この部分のみを格安で」とか
少し訳ありの依頼も多くて、しんどいなーと思っていました。
ココナラにして良かった点と注意点
「 ココナラ 」は依頼者が個人事業主が多くて、わからないから全部任せたいという人が多くて
プロフェッショナルでなくても参入可能で、その割に単価も高い案件もあるのでこちらに移行しました。
ただし地雷を踏む場合もあるので、ある程度はコチラでふるいにかける必要はあると思います。
向こうもリテラシーが低い分、納品後も無償修正を依頼してきたり、完成間近で急なデザイン変更してきたりするので
その辺は仕事の進めながら、しっかりと確認しながら行った方がいいです。
具体的に気を付けたポイント
ただ「ホームページ制作します」と出品したところで、スキルや実績の少ない人のサービスは購入してくれません。
その人向けにしっかりと価値があるサービスだと訴求する必要があります。
なので以下のポイントに気を付けて出品することで実際の受注まで繋げました。
・ターゲットを絞る
・依頼者の行動を予測する
・業種特化で攻める
・業種特有のサービスを理解し、提案する
・ストーリーを作る
「ターゲットを絞る」
まず初めに「ココナラ」で一番利用されている業種が「占い」だという所に気付きそこをまず攻めていこうと思いました。
他のWEB制作者は「こんなクオリティですよ」「コスパ最高」という謳い文句の中とにかく「占い専門のホームページを作ります」という内容で出品しました。
幸いにも占い師専門のホームページ屋さんというのは他に見当たらず、比較対象があまりいないため素人でも受注につながりました。
「依頼者の行動を予測する」
占い師の人に限らず、提供したいサービスの相場を調べる為に、出品する前にに一通り別の出品者のサービスも確認します。
その時に「タロット占い」や「カラーセラピー」というカテゴリで検索します。
私の出品タイトルには「タロット占い専門」などと記載があるので、その検索にも引っかかってきます。
他にそんな出品者はいないので、「占い」サービス一覧の中にポツンと私のWEB制作の出品が出てくるので目に入ります。
しかも「占い特化」なので一定数の人はお気に入りやフォローを入れてくれます。
そこから結構お問合せや、申し込みがきましたので、やはり依頼者の行動に合わせて目に触れるようにすることと、差別化は大事ですね。
「業種特化で攻める」
幅広く何でもやりますよーというよりも、「整骨院のホームページなら任せてください」とか「占い師の集客に特化したサイト」とかの方が自分が事業主の場合に刺さりやすいですよね?
だから他の業種は捨てて、かつ一番盛り上がってる「占い」というカテゴリに特化して攻めました。
あとは実績もその業種でどんどん積みあがっていくので、説得力が増します。
「業種特有のサービスを理解し、提案する」
「占い師」に特化していると、この業態が抱える問題や占い師側が売りたいサービスが見えてきます。
「店舗型の占い」で来店してもらうよりも、「電話占い」の方が場所に関係なく集客できるので、そちらの方が占い師側としては、増やしたいと思っています。
カレンダー予約機能を付けて、「電話占い」にも対応します。
などの提案をすることで、よりその人が実現したい事を提供できます。
依頼する側は「良いホームページ」を作ってもらうというのが目的ではなく
「ホームページ」を作ることで集客や機会損失を防ぐという目的があるので
これを提供するとこういう効果が見込めますよ。と具体的にイメージさせることが大切です。
※WEBからだと電話がつながらない深夜でも、予約できますよ。とか、当たり前の事ですが、あえて提案することで「この人はわかっているな」というのを演出します。
「ストーリーを作る」
受注数を増やすために値下げをする方も多いですが、なぜ値下げをするのか?という理由付けをしないと単なるスキルの安売りに終わってしまい、これから受注できる単価もどんどん下がってしまいます。
理由もかかず「今だけ半額」とか「今月だけ30%OFF」と記載していると質が悪いんじゃないか?と勝手に判断されてしまいます。
素人がプロと同じ価格で勝負しても勝ち目はないので、価格帯を下げたい気持ちはわかりますが
それなら、しっかりと安くした理由を明記して、だからお得なんだよ。と納得させる必要があります。
例えば
高品質ホームページ作成します【今なら半額です!】
という出品と
今は占いの業種特化の実績集めで、〇件までは通常の半額で受注しています。
ただ、モニターということもあり、実績公開させてくれる方限定にしております。
既に〇件のお問合せと、〇件の依頼があります。
今月のみの価格で、ご依頼が〇件に達した時点で終了になりますので、お早めにお申込みください。
と記載がある場合どちらの方が納得されやすいかは明白ですよね?
後者の場合は
「実績集め中だから」「実績公開の必要があるから」今だけこの金額なんだということを納得してもらえるし
今だけ感を演出できるので何も記載しないよりはちゃんと理由付けした方がいいでしょう。
これをすることで、「だから今のタイミングで申し込むべき」という判断もしてもらえます。
まとめ
以上の事を意識することで、素人でも受注率や単価を上げることができます。
ただ、サービスの過剰提供や無理な事や確証がない事をアピールすると信頼度も下がりますのでやめましょう。
以上、これからWEBサービスを作って収益化したい方は参考にしてもらえるといいかなと思います。
最後に素人でもWEB制作を10万円で受注できたサービスの ココナラ のリンクを下に張っておくので
こちらから出品して見てください。
登録も、出品もタダなんでとりあえず載せて待つでもいいと思いますが、まずは行動!